コンクールを終えて

2026.08.19

先日、生徒さんがコンクールに挑戦しました。

本番に向けて練習を重ねる中で、思うように弾けない日があったり、気持ちが揺れたりすることもあったと思います。

それでも、それぞれが自分なりに向き合い、本番の日を迎えることができました。

コンクールというと、どうしても「賞」という結果に目が向きます。

もちろん、頑張ってきたからこそ、良い結果につながったときの喜びは大きいものです。

でも、私がそれ以上に大切にしたいと思っているのは、そこに向かって努力した時間や、挑戦する中で生まれた気持ちです。

「本番、楽しかった!」

「もっと上手に弾きたかった。悔しかった!」

そんな気持ちも、コンクールに挑戦したからこそ生まれた、大切な経験の一つです。

楽しかったという気持ちも、悔しいという気持ちも、どちらも大切にしたい。

そして、その気持ちを自分自身で受け止めることも、次の一歩につながっていくのだと思います。

子どもたちが挑戦を続けていくためには、レッスンでの時間だけではなく、ご家族の存在も大きな支えになります。

毎日の練習を細かく見てもらうことだけが「支える」ということではありません。

「頑張ってるね」
「本番、楽しんできてね」
「よく頑張ったね」

そんな何気ない言葉や、子どもの気持ちをそばで見守ってくれることも、子どもにとって大きな力になるのだと思います。

うまくいった日も、思うようにいかなかった日も。

その一つひとつの経験が、少しずつ自信になり、次の一歩につながっていく。

私は、そんな時間を大切にできるピアノ教室でありたいと思っています。

音楽を通して、自分で考え、自分の気持ちを大切にしながら、一歩ずつ前へ進んでいく。

一人ひとりの「心の帆」が育っていくようなレッスンを、これからも大切にしていきたいと思います。

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